京都の下鴨神社で、今年の夏に開催されていたチームラボによる『糺の森の光の祭』を見に行きました。夏の野外でのイルミネーションという事で人の多さと暑さに耐えられるのだろうかと思いながらも、友達に誘われて行ってみる事にしました。
京都下鴨神社でチームラボの光を鑑賞
入場券はあらかじめコンビニで購入して会場に向かったのですが、入場を待つ列で30分程度待ちました。中に入ると卵型のオブジェがいくつも並んでおり、その一つ一つがピンク・赤・青・緑・黄色と色んな色を放っており、周りとは違う異空間のような雰囲気を漂わせていました。
卵型のオブジェは大きさがかなり大きく、高さは人の身長の2倍程度ありそうなものもありました。タッチすると色が変わり点滅して、とても幻想的な空間を作り上げていました。神社を進んでいくと境内のところにもオブジェがあり一気に光を放っており思わず動画で残したくなるようなレーザービームの光の渦がとても印象的でしたね。
暗い分だけ光が美しく見えるような、そんな感じで、足元が少し不安なくらい暗い中でも、光が放たれた瞬間コンサートのステージの照明を思わせるかのような明るく華やかな空間を作り出していました。
神社の中はそこまで広くはない印象だったのですが、卵型のオブジェが細い小川沿いやかなり奥の敷地の方まで連なっており、一周するだけで非常に満足感のあるイルミネーションでした。
光のオブジェという事で、そこまで複雑なものでは決してないのですが、素朴なフォルムから出てくる光とその変化がおりなす世界がちょっと現実離れした感動を持たせてくれました。
なんとなく頭に思い浮かんだのは、perfumeのチョコレートディスコと言う歌ときゃりーぱみゅぱみゅのPON PON PONという曲でした。とても楽しくなる雰囲気とウキウキした気分、弾むようなイメージが湧いてくるそんなイルミネーションの会場でした。
家にあったらどうかな・・・と思うくらい、置いておくと癒されるような雰囲気もあり、卵型のという形のイメージのせいかもしれませんが、あんなに大きくても圧迫感などがなく、むしろゆるキャラに近いような親近感さえ感じられるものでした。
自宅の玄関先に置きたいな、置いたら可愛いだろうな、と想像して楽しんでおりました。なかなかないイルミネーションかとは思うのですが、機会があれば少し遠方でも足を伸ばして見に行く甲斐のある、一見の価値があるイルミネーションです。待ち時間や人の多さが苦手な私でもそれが全く苦にならないほどの素敵なものでした。