私の子ども達が書写の授業を受け始めたのが小学校3年生。
だからそれにあわせて書道教室へ通い始めました。
私(保護者)からの声掛けではじめた書道でしたが、小学校卒業まで無事習い終えました。もちろん中学生になっても続けられるのですが、部活が忙しいと分かっていたのでとりあえず退会しました。
書道教室でかかる費用はどれくらい?書道の用具にかかる費用
書道教室によって、揃えてほしいといわれる用具に多少の差はあると思いますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
用具をそろえるときは、専門店で購入もできますが、教室で買えば間違いなく安心かなと思いますし、割引価格の場合もありますよ。
ここの価格は、教室からもらった用具案内(年度により変動あり)から、割引価格の最低価格から定価の最高価格をひろって書きました。
<書道ケース>1100~1700円位。
ワイド型で墨液が収納できるケースからスリムケースまであります。
<文鎮(ぶんちん)>650~900円位。
重くてさびにくい南部鉄文鎮。
<固形の墨>400~500円位。
硯(すずり)を使ってする墨です。
<水入れ>50~110円位。
<硯(すずり)>400~500円位。
本石高級硯。セラミックやセメント、プラスチックではありません。
<下敷き>240~380円位。
両面罫線入り。
<大筆>750~1000円位。
<小筆>350~500円位。
<筆巻き>280円位。
<小筆>350~500円位。
また、書道の最初の基本練習に新聞紙が必要になります。これは教室にもよるかもしれません。最大寸法からたてよこに四つ切りしたものを20枚ほどでした。
ただ、書き初めが始まって条幅紙をはさんで帰ってくるときにも必要です。
書き初めの時に必要な用具は、書き初め用太筆3500円位・名前用中筆650円位・書き初め用長下敷き770円位、筆巻き280円位・墨液(優良墨液)300円位・画仙紙(1セット60枚)460円位・画仙紙の追加購入1帖(20枚)160円位・実物大手本:小学生440円位・中学生540円位・吸い取り紙1枚30円位です。
他に、
雑巾:硯を固定するために必要。雑巾を入れるビニール袋も。
ポケットティッシュ:残り墨の手入れ、処理に必要。
新聞紙の練習から藩士の練習に入るようになったら、半紙代(20枚50~60円位)が必要になるので60~120円など持たせましょう。
書道教室でかかる費用はどれくらい?硬筆の用具にかかる費用
書道教室で並行して硬筆の練習をしてくれる時は、硬筆の用意が必要です。
書道と硬筆をみてくれる教室では、日ごろ月の前半と後半に分けていて、学校硬筆展の時期(春)や学校書初め展の時期(冬)は集中してそれぞれの練習をします。
<ノート>150~160円位。
硬筆ノート。
<書き方鉛筆>60~70円位。
4Bか6Bを3本以上。
<ソフト下敷き>150~160円位。
<よく消える消しゴム>100~110円位。
<ポケットティッシュとハンカチ>
身だしなみと用紙の汚れを防ぐため。
※学校硬筆展や学校書初め展の練習前に、お手本や用具の申し込み受付が始まります。うちで通っていた教室では始まる前に必ず全員に案内をだしてくれるのでそれを確認して申し込みをしていました。
書道教室でかかる費用はどれくらい?消耗品の費用
硬筆展や書初め展の時期をのぞいて、硬筆と書道の練習でつかう鉛筆(中学生はソフトペンなど)・硬筆ノート・半紙・墨液(墨汁)・ポケットティッシュ(こちらはビニール袋に入っている普通サイズのティッシュを持参している方もいました)などですが、教室で購入できるように小銭を持たせておく、金券制(チケット)などならそういったものを購入しておくなどありますね。
書道教室でかかる費用はどれくらい?月謝について
月謝制が多いと思います。
前月の25日までの稽古日まで、などでしょうか。
我が家で習っていた教室は月謝袋の現金集金でした。
ひと月3780円でした。
月謝ときいて難しいのが、冷暖房費や昇級試験代、雑誌代はそこに入っているのかな?などありますよね。通っていた教室ではなかったです。硬筆展や書初め展の手本代は必要でしたが、それ以外あれこれ費用がかかることはなかったです。
書道教室のお稽古について。雑記とおまけ
幼児から大人まで通える教室で、固定の曜日に通う形でした。
平日の早めの時間は、幼児から低学年~中学年、その後高学年、中学生、大人といったところです。
もちろん、大人でも時間の融通がきく方や土曜日なら違います。
幼児から低学年は書道の授業がないので基本的に硬筆のお稽古で、小学3年生から書道が授業で必修になるため、硬筆と書道を習います。
また、うちの教室では、体調不良や学校行事等で本来の曜日に行かれない場合、連絡をして空きがあれば振替をしてくれるので親切だったとおもいます。
通う時に注意することは忘れものをしないこと。
貸し出ししない教室や取りに帰らなくちゃいけなくなる場合もあるかもしれません。
練習時間は目安があっても、準備や書くスピード、教室の混雑度、展覧会の追い込み時期によって長くなる場合もあります。保護者もお迎えに余裕を持たせましょう。
お友達がいるから通いたい。
これも立派な理由かもしれませんが、書道教室ではおしゃべり厳禁です。
稽古には気持ちがなければ稽古にならなかったり、慣れからの気のゆるみや甘えがでてきます。授業での板書と違い、集中力が必要です。
硬筆展や書初め展でも周囲やライバルを意識します。
練習してきた作品に目を通して、子どものやる気を上手に伸ばしてあげてくださいね。