高校で弓道を始める子は多いですね。
我が家の子どもでは中学校で吹奏楽部だったので楽器を購入し、高校では弓道具を購入しました。楽器を吹きたい・弓道って格好いいという理由だけです。「興味のあることに取り組む」ことは素敵なことですが、気になるのは初期費用にどれくらいかかるのか?という点ではないでしょうか。
高校弓道部入部後にかかる初めの費用はどれくらい?
楽器が吹きたいだけで吹奏楽部に入部した中学校、朝練や週末の練習、大会を勝ち上がると受験生関係なく秋まで練習と大会。カッコいいだけで入部して全国を目指して励む弓道部。
親の私は、といえば過去に通っていた習い事の延長で、部を選び済ませてしまった人間なので、見方を変えれば羨ましくもありました。子どもの演奏を聴いて当時吹奏楽部ってあったのかなぁとか、子どもと一緒にやりたいから大人の習い事をしてみたいなぁと感じる時がありますね。
さてさて、高校から弓道部に入り「まぁそれなりにまた道具にお金がかかるんでしょうねぇ~」と感じつつ、6月に学校経由で届いた納品書。
買い揃える弓道具の数や種類や弓道具屋さんにより一概にいえませんので、あくまで目安としてとらえてくださいね。
黒袴を含む一式(胴着1枚・袴1枚・足袋1枚・帯1本・下掛け1枚・小物を入れられる袋1枚)・・・11,000円
※帯は帯またはマジックベルト付きの伊達締めなど
ネーム代(道着と袴に刺しゅうで学校名や名前が入ります)・・・2,260円
道着(洗い替えにもう1枚)・・・2,910円
足袋(洗い替えにもう1枚)・・・1,240円
胸当て(女子のみ・メッシュタイプ)・・・750円
三ツかけ(控え付き)・・・19,400円
※弽(ゆがけ)弓を引くとき右手につける鹿革のグローブ
近的矢(6本)・・・15,500円
矢オーダー料・・・600円
※七面鳥で単色。デザインや使用されている羽の種類によって、矢の値段は変わります。
巻藁矢(棒矢)・・・サービス
上記の道具については、事前に顧問からおおむねこれくらいかかりますといったお知らせが届きました。
また、後日の集金ではあったものの同様に入部後に購入したものは、
ゴム弓・・・2,160円
弓道の本「もっとうまくなる弓道」・・・1,290円
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弦巻・・・650円
半袖Tシャツ(2枚)・・・2,000円
長袖Tシャツ(1枚)・・・1,500円
などでした。
Tシャツは部Tと呼ばれる部活動用Tシャツです。
弓は学校のものを使用しています。
足袋・下掛け・弦(つる)・握革(にぎりかわ)などは消耗品ですので、破れなどで購入する必要があります。
足袋は通年用と冬用で値段に違いもありますが、
弦・・・250円
握革・・・300円
下掛け・・・100円
胸当て・・・750円
ぐらいでしょうか。
他には、破損やスキルアップによる矢の買い替えが3年間で1回あると思っていると良いでしょう。
高校弓道部入部後の部費と合宿費用はどれくらい?
部費は使い道や活動によって、学校差があるかもしれませんが、うちは半年で3,000円の集金です。
合宿というと、夏休みを利用した夏季合宿。
宿泊地が、電車で行かれる場所かバスで行くのか(部員数によりバス代も多少変動)で費用も変わってきます。
女子は3泊4日、バス移動で約35,000円でしたが、男子は電車で近県のためかもう少し安かったですね。
大まかな内訳は、交通費・宿泊費・雑費です。
入学後は、弓具の購入に続いて合宿費用がかかるので、1年生の1学期は大きな出費となりました。
部活動にかかる大きな出費は弓道部に限りませんが、入部する前に「本当に続けられるか。3年間やり通す気持ちがあるか。」と自分の気持ちを確認する・親子で話し合うことは大事だと思います。
中学校と同じ朝練といっても通学時間などを加味して考えなければいけません。朝練はあるのか・週に何回部活動があるのかなどしっかり確認した方が良いですよ。
保護者の立場であれば、朝ご飯やお弁当はどうするのかといった事も頭の隅に入れておきましょう。
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練習を積んでいくうちに、どうしても買い替えざる得ないものも出てきます。
どんなものが必要になるのか、値段はどれくらいなの?