今年も子どもを連れて親子歌舞伎教室へ行ってみよう~とチケットを購入しました。いろいろな経験をさせてあげたいけれど、舞台関係は子ども連れだと演目や雰囲気など考えてしまいます。その点、親子で楽しむ歌舞伎教室なら気にすることなく見られますよ。
今年の第17回夏休み親子企画、親子で楽しむ歌舞伎教室は『卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)』二幕三場です。
親子で楽しむ歌舞伎教室のチケット発売日とチケット代はいくら?
今年(2016年夏)の親子歌舞伎教室は7月18日(月曜日・祝日)~24日(日曜日)の1週間ですが、チケットの発売日は5月になります。
5月26日(木曜日)午前10:00にインターネット発売(パソコン・スマホ)
5月27日(金曜日)午前10:00に電話発売
26日と27日はそれぞれ別の座席枠が用意されていますが、28日以降は26日と27日の残席が共通に扱われます。
席はインターネットと電話ブロックごとにそれぞれ割り振られています。
だからどちらにも希望のブロック席をとるチャンスがあるのですが、やっぱり花道近くや舞台正面に近い席から埋まりますよね。
前回チケットをとった時は仕事の都合上と国立劇場インターネット会員になるのがちょっと・・・ということで電話予約したのですが、今回は国立劇場インターネット会員になりインターネットで予約してみました。
でも、悩みましたよ、確定前はこの席で良い?って。
だって発売日当日の10時に予約できず出遅れたのです!
急きょ子どもの通院が入り思い出した時には数時間後。はぁ~。
とれた席も悪くない席なんですよ。でももう少し花道に近い席希望だったので確定しようかどうか、27日の電話予約を待つか。
結局翌日にとり忘れたり、また予想外の出来事でとれない事態は避けたかったのでポチッ。
でも今日インターネットで残席を見たらショック!
こっちの席の方が良かったなぁ・・・という席があって。
ということはこの席は電話予約分だったんだなぁ(26日時点インターネットでは空席扱いでなかったため)なのでした。
さて、親子歌舞伎教室のチケット代ですが、
親:1等席2000円、2等席1300円
子:1等席・2等席1000円
これは親(保護者)と子ども(18歳以下)の組み合わせた場合の料金です。この場合の親(保護者)とは大人であれば祖父母やお友達の両親でも大丈夫です。親と子どもで各1人(枚)以上の組み合わせで1回6枚まで購入可能です。
そして、インターネットと電話の予約で支払方法が少し異なる点があります。
チケットの受け取り方法と支払方法です。
【インターネット】
●クレジットカードまたはペイジー決済で支払う場合
国立劇場・国立演芸場・国立能楽堂のチケット売り場窓口または自動発券機(観劇当日も可)自宅へ配送は1件につき620円の配送手数料がかかる。
●コンビニエンスストアで支払う場合
郵送された専用払込票を持って期限内にコンビニで支払う。受領書がチケットとなる。1枚につき210円の払い込み手数料がかかる。
【電話】
●コンビニエンスストアで支払う場合
郵送された専用払込票を持って期限内にコンビニで支払う。受領書がチケットとなる。1枚につき210円の払い込み手数料がかかる。
●宅配便の代金引換で支払う場合
1件につき1030円の配送手数料がかかる。
●国立劇場・国立演芸場・国立能楽堂のチケット売り場窓口で支払い受け取る場合
予約から10日以内。営業時間:10:00~18:00
※ただし国立演芸場は公演のある日のみ営業
演目によりますが、幼児だと公演中静かに・落ち着いて見続けるのは難しい子もいるかもしれません。足をバタバタさせて前の座席の背を蹴ってしまう・話が分からないからとおしゃべりばかりしてしまうという心配がある場合は、次回の機会に改めるか保育してくれる方にお任せして来場した方が、自分を含めてみなさんが気持ちよく見られますね。
小学校低学年で他の舞台も見た経験があれば、静かにみることはできると思います。ただ、何を話しているか分からないシーンはつまらない・睡魔が・・・といったこともあるでしょう。
親子で楽しむ歌舞伎教室が上演される国立劇場への行き方は?
住所:東京都千代田区隼町4-1
<アクセス>
・地下鉄
半蔵門線 半蔵門駅1番出口 徒歩約5分
有楽町線/半蔵門線/南北線 永田町駅4番出口 徒歩約8分
・バス
都営バス 都03(晴海ふ頭~四ツ谷駅) 三宅坂下車 徒歩約1分
宿75(新宿駅西口~三宅坂) 三宅坂下車 徒歩約1分
・自動車
国立劇場横にある駐車場 終演まで:普通車500円・バス1200円
親子で楽しむ歌舞伎教室が上演される国立劇場の様子は?
親子歌舞伎教室では、上演前に歌舞伎の魅力・お芝居の見どころ、舞台などの説明をしてくれ、歌舞伎本編の前に現代語のお芝居もしれくれます。
午前の部 11時00分 (終演予定13時20分)
午後の部 14時30分 (終演予定16時50分)
※上演時間はその年の演目により多少前後します
これは過去の親子歌舞伎教室へ行った様子ですが、お天気も良く暑かったです。劇場前には大型の扇風機が用意されていました。
劇場内2階からの様子
劇場内3階からの様子
上演前の大劇場の様子
案内チラシもそうでしたが、子ども用イラスト入りプログラムもかわいらしくどんなお話しなのか分かりやすく書いてあります。
終演後はアンケートに答えるとプレゼントを劇場内で、クイズに答えて国立劇場裏の伝統芸能情報館を見学、クイズに答えたプリントを出すとまたプレゼントをもらえます。時間がある方はぜひ参加してみましょう~。ぬり絵コンクールもやっていたりします。こちらは観覧後、自宅でぬり絵をして郵送で応募。入賞や参加賞のプレゼントがあります。
また、国立劇場のマスコット『くろごちゃん』も上演前と終演後に登場します。
一緒に記念撮影もできちゃいますよ。
本名は国立くろ五郎。身長は拍子木3本分、体重は拍子木3つ分。
好きなことは黒衣のお仕事、笑顔でお客様のお出迎えをすること。
こちらもいかが?
※他にも演芸や能、狂言がそれぞれの東京の劇場で、文楽の親子劇場は大阪で公演もあります。歌舞伎は1週間、文楽は2週間強の公演期間がありますが、それ以外は1日です。