高校弓道部の道具で買い替えや必要になるものと可能性のあるもの

By | 2020年8月16日

高校に入ってから弓道を始める子ども達は多いと思います。
全国的に中学校に弓道部が無い、趣味で弓道をする子どもが少ないからです。
私は弓道具の知識はなかったので、とりあえず子どもから〇〇を買ってほしいと話されたら、それが何かを確認して購入していました。

 

高校弓道部の道具で買い替えや修理が必要になるもの

高校弓道部に入学後にかかる費用などについては、高校弓道部入部後にかかる費用や部費と合宿にかかる費用はどれくらい?で紹介しています。それ以外に続けていくことで必要になるものを中心に書きました。

 

足袋をはじめに1回の買い替え、または何回か買い替えが必要になるものがあるので用具と簡単な説明を書きますね。

 

【足袋】
通年用と寒い時期用があります。
入部当時に買った洗い替えの足袋は弓具店で1,240円でした。
冬用はネットで購入、冬物は少し高く一足2700円しました。
通年用と冬用では値段に差がありますね。冬期の大会や他校での合同練習などを除き、高校の弓道場が屋内タイプで寒くなければ通年用だけでも大丈夫かもしれません。道場で足をするので、足袋につく汚れが蓄積される他に穴があいてきます。

 

 

足裏汚れは手洗いしないで洗濯機で洗っていたので、石けんでごしごし洗えばもう少しきれいかも?

使う頻度によりますが、3年間で多くの人が左の親指が破けます。1年生の初めは練習メニューが違い、的前(まとまえ)に立つことが少ないので破けることも少ないです。もし、夏合宿があるのであればそれ以降または2年生から破けやすくなります。うちの子の場合は4か月もしたらほつれや小さな穴ができ始めていたような覚えがあります。
うちの子の練習回数は多い方だと思いますので、少なければもう少しスローペースだと思います。

 

 

 

 

【下掛け(したがけ)】

弽(ゆがけ)の下に着用。1年生のうちは新しい弽の色がうつるためすぐ汚れました。親指と中指が破けやすい。薄く大きいものではないのですぐ乾きますが、翌日に間に合うようにと洗うのが大変であれば、洗い替えを購入しましょう。
入学時に購入した時は白で100円。その後学校のお付き合いがある弓具店から買った柄ものは260円でした。大会の時に見本をみて選んだそうです。

 

 

【弽(ゆがけ)】

弓を引くときに右手につける鹿革のグローブ。練習量などによって左右されますが、破れず3年間使えてその先も使える子もいるでしょう。
弽の親指と中指に滑り止めの「ぎり粉」をつけます。その部分の革が薄くなり、薄くなってきたら顧問に革を上から貼ってもらいました。
入部時に、三ツかけ(控え付き)という種類の弽を19400円で購入して、一度だけ革の張り直しで三年間使えましたといっても良いのですが、コロナによる休校もあり実際は二年間とちょっとですね。

 

 

【弦(つる)】

弓の重さや使う頻度により、弦の強度も変わり値段も変わります。
よく切れやすい部分は、弓の上下「末弭(うらはず)本弭(もとはず)」と矢番え(やつがえ:矢をつがえるところ)。弦が切れる前に交換します。弦が切れてしまうと反動で弓にダメージが伝わり、弓が折れる可能性があります。
また、自身も怪我をする恐れもあります。使っていると弦の表面がけばけばしてくるので、普段から目で見て確認しましょう。値段に幅があるようですが、250円で購入。何回か買っているのですが、弓の重さが重くなっていったので買うたびに値段も違うものを買っていたかもしれません。

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【握革(にぎりかわ)】

弓を持つ部分に巻くもの。300円で購入。
長期間使用すると擦れてしまい摩擦が弱まったりして、使う頻度による交換が必要になります。また、握下(にぎりした)の太さを変えるときや使う弓が変わった場合は、自分用にあわせる必要があるため新たに握革を巻くため必要になります。はがした握革は使えません。

 

 

【ゴム弓】

練習用のゴム弓です。入部時に1つ2160円で購入しました。
下の写真に2つうつっているのは、先輩からもらったからです。
ゴムの長さを少しずつ短くして引っ張るので、少しずつゴムにかかる負担が大きくなって切れてしまいます。
でも、切れるころには弓が引けるようになっているので買いなおす子は少ないようです。

 

 

【胸当て】

黒のメッシュ、標準サイズ購入。1枚750円。
弓具店さんでは標準サイズと小型を扱っていて幅と高さに数センチずつ違います。「標準」や「小型」の表現はメーカーや販売店で異なると思いますので参考まで。
幅のはかっているところが一番長さのあるところではないので、一番長いところは約33cm。高さは約20cm。
胸をはらっていると胸当てが少しずつすり減って破けることもあり。

 

 

 

【矢】
入部時はシンプルな羽根の矢で、本体代(6本)15500円と矢のオーダー料600円でした。2年生になった後、新しい矢を買いました。羽根に柄のある矢を買ったので入部時の矢より少し高かったです。
写真の矢は他の子ども達のものも含まれています。
本体の素材と羽根の種類や組み合わせ方によって値段は変動します。

 

 

 

 

 

記事の内容は子どもの体験談と親の記憶をたどって書いてあります。
道具の購入先や素材・種類によって値段に大きな差が出る場合もあるかもしれません。必要に応じて事前に確認して購入してくださいね。

 

他にもふで粉とふで粉入れを買ったり、買い替えたものもあるかもしれませんが、とりあえず覚えのあるところまで。
参考になる写真や思い出したことがあったら追記したいと思います。

 

弓道部に入部してすぐの頃のお話はこちらに書いています。

高校弓道部入部後にかかる費用や部費と合宿にかかる費用はどれくらい?

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