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小学校卒業式で袴の髪型と髪飾りや靴など身支度はどうすれば良い?

小学校の卒業式で「学校の許可があって袴を着せられる、かつ本人や家族の希望があって袴を着たい&着せたい」の時、いざ悩むのが袴の購入やレンタルの他、卒業式当日の髪型や髪飾り・靴などはどうしようかな?ということがありますよね。まずは学校から提示されているルールを守ることが一番。そして小学校と本人や家族が困らない、後輩に迷惑をかけない姿勢が大切です。

 

小学校卒業式で袴を着る時の髪型や髪飾りにはどんなスタイルがある?

 

【ロングヘアの子ども達】
髪の毛が長い子ども達は、アップスタイルの子とダウンスタイルの子と両方いましたよ。
ダウンスタイルの子ども達はおろしている髪の量や髪質などにより着物の襟足部分だけ盛り上がってしまっている子も見られました。

 

髪を下ろしている子は、トップとサイドの髪の毛を後ろへもってきて顔回りをすっきりさせ、袴に似合う色の花やリボンの髪飾りをつけている子。おろしている髪の毛は髪の毛をゆるくふわふわさせている子(パーマではなく巻いてゆるくくせをつけた様子)やいつも通りといった子など様々でしたよ。

 

支度の都合もあるのでどちらでも良いと思いますが、和装なので襟足がきれいに見えるアップスタイルを個人的にはおすすめしてしまいます。

 

美容院で着付けをしてもらう・当日子どものヘアスタイルのアレンジが出来ないといった理由があるなら、美容院で一緒にアップをしてもらうのも良いと思います。
頼むときは、参考になる写真を持参しておく・口頭で伝えておくとスムーズですし、イメージと違うということが避けられて良いと思いますよ。

 

小学生の卒業式で袴に決めたら髪型と髪飾りと着付けはどうしようか?

下の写真と違う髪型をアップしています。

 

 

 

 

 

一例ですが、髪飾りがついている方向からとその反対からうつしています。
編み込みに蝶のヘアクリップがついています。
でも、これはお願いしてつけていただいたものではないんですよ。
当日、美容院へ送ってお願いした後、私は自分の支度のために自宅へ戻りました。当日、美容院のスタッフの方が美容院のものをつけてくれていたので、ありがたくお借りして、へアクリップは当日中に返却しました。

 

 

こういったちょっと光があたるとキラキラする髪飾りもありですが、きれいに編み込みされていてアップしていたので、万が一なくても十分きれいでした~。

 

 

【セミロングヘアの子ども達】

セミロングの子ども達は、髪の毛のアップができないので、前髪はおろしてサイドを編み込みや三つ編みですっきりさせて、髪飾りをつけている子が多かったです。
髪飾りの雰囲気はロングヘアの子ども達とあまり変わりません。

 

ただ、髪の毛のアレンジは自宅でするけれど、着付けのみを美容院で頼みたい、などある場合は近隣のお店のメニューのサービス内容を確認しましょう。

美容院のメニュー料金は「着付けのみ」「フルセット(着付け・ヘアアレンジ・お化粧)」などあります。また、営業時間外になると時間外料金が加算されるのでしっかり聞きましょう!
おおむね着付けとヘアアレンジで1時間~1時間30分くらいかかるとお話があるかと思います。

 

 

 

【ショートヘアの子ども達】

ショートヘアで袴を着ていた子もいましたが、ショートヘアの子は一人だったでしょうか、少なかったです。
袴にあわせた髪飾りを一つつけていました。

その女の子は学校外でスポーツをしていて、所属している子ども達は全員袴を着ていたので、どこかの時期で(卒業式で)「みんなで袴を着よう(着たいね)」と話していた雰囲気が感じられました。ショートヘアの子を除いて、セミロングの子ども達とアップをしている子がいたので卒業式にあわせて伸ばしたのかもしれません。

 

 

小学校卒業式で袴を着る時の髪飾りはどんなものがある?

ロングヘアからショートヘアの子ども達に共通して、髪飾りはちりめん素材のリボンスタイルやお花の形のつまみ細工(藤下がり付き含む)・羽(フェザー・羽根)や胸元に飾るコサージュと似たような素材の髪飾りで、華美にはなりたくない(悪目立ちはしたくない)けれど、場に相応しい(和装にあう・小学生にあう)袴に似合う髪飾りなどでした。

 

袴スタイルを否定している保護者や地域もありますし、袴を着るだけで目立ちます。
張り切りすぎず、子どもの身長や袴の色・柄にあうようなものをあわせましょうね。

 

髪飾りのそれぞれの土台は分かりませんが、和装の髪飾りで考えられるのは、Uピンやアメピン、コームやクリップのようなパッチンだと思いますので、どういうヘアスタイルを希望しているかで使う髪飾りも変わってきますね。

 

下の写真は卒業式の時のものではありませんが、髪飾りの参考にのせています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校卒業式で袴を着る時の細かい身支度は?

袴と髪飾り以外の身支度ですが、通学帽・靴下(足袋)・上履き・外履き・名札・肌着(インナー)・お花といった点でしょうか。

あくまで体験談になりますので、必要な場合や状況が違う場合は小学校に確認をしてくださいね。

 

通学帽→お便りに書いてあったので準備はしていましたが、これは袴・スーツ・男子女子に問わずかぶっていない子ども達が多数でした。持参していても、卒業式用に頭髪も整えているのでかぶれない(かぶらない)といったところだと思います。

 

靴下と外履きの靴→上の子の時は通学靴の指定がなく(記憶違いでなければ・・)袴に足袋と草履を履き学校まで送ったのですが、今回通学靴は運動靴と指定があったので、足袋と中学校の通学用として用意していたきれいな靴で登校。
靴下と迷ったのですが、下校後に草履で写真撮影をするかも?と足袋を履きました。でもこの時にわざわざ購入したものではなく上の子の時に用意したものです。

 

下校後はかろうじて自宅に入る前に桜をバックに、個人・お友達と写真が撮れましたが、履き替えて写真を撮らせてくれるということもなく、後日スタジオでの撮影時に使っただけでした。

 

上履き→卒業前小学校の薄い上履きだと汚れているだろうなぁ~ということと、靴底の厚さが薄いので、懇談会で確認の上中学校の上履きを履きました。きれいなことと厚さがあるので高さが出来て立体感がありました。

 

名札→上の子の時から名札をつけなくちゃいけないと分かり、名札の安全ピンが太く見えました・・・。

名札についている安全ピンでつけている子どもは多かったです。でも、安全ピンの針は大きな穴が開きそうで心配だったので、着付け後に糸で縫い付けました。ただ、門出式で名札なしの写真が撮りたいときは、縫い付けた糸を切るために携帯用のはさみを持参した方が良いのでご注意を。

 

肌着(インナー)→こちらは当日の寒さ対策です。長襦袢の下に下着を1枚着たり袴の下にスパッツを履いたりします。

 

お花→卒業おめでとうの造花です。名札以外に「卒業おめでとう」お花をつけるかと思います。
学校によって5年生がつけてくれたり本人がつけたりします。つける位置が自由なら名札の下の他、袴の時は前紐につける方法もあります。
今回の子ども達の様子を見たら、名札の下につけている子が多かったですね。

 

 

小学校卒業式で袴を着た時のおさらい

前例があれば、6年生の懇談会(お便り)で卒業式のねらいや袴を含む服装などについて連絡があるでしょう。また卒業生の親御さんから当時はどうだったか?参考に聞いても良いですね。

袴のレンタルや予約の都合上確認をしたいときは、早めに担任などを通して聞く方が間違いないですが、春の家庭訪問のころだとまだまだ卒業式の件は職員会議も通っていないので、正確な回答はもらえないと思われます。

時期的にちょっとフライング気味(予約や購入の都合で家庭訪問の時に聞きたい等)に話を聞くならここだけの話的に聞いたほうが良い可能性もあるので難しいですね。

でも、近隣市町村で卒業式が数日以内にひしめくと、レンタルは貸し出し日から返却日までの都合でかぶってしまう場合もあり、早く予約を抑えたいよ~と焦ってしまう声が聞こえそうです。

 

姉妹がいて着まわせるなら購入してしまう方が良いかもしれませんが、袴の管理やクリーニング代のこともあるのでトータルで検討した方が良いかもしれません。
と、言いながら我が家では、レンタルサイズや色やデザインを検討した後購入してしまいました。

 

こちら(保護者)から小学校卒業式での袴を着せたいという意思表示をするなら、袴(着物)の着付けは着崩れないよう美容院でしっかり着付けしていきますとか、トイレや卒業式の階段昇降で問題ないよう所作の動画を本人に見せて教えます、など、それなりの意思や気持ちを伝えた方が良いでしょう。

 

上の子の時、卒業式の歩行は早く歩くし檀上への昇降があり、袴を着るのは当日のみ、と想像ができたので初めから歩きやすい上履きで参加予定でした。その年に着物(本裁ち四つ身というのでしょうか)で参加したお子さんで草履の子がいました。
袴ほど歩幅もとれず、着物で歩くのは本番当日ですので歩きづらそうでした。

卒業式ではそれなりのスピードで歩きますし、檀上へあがる階段も一段の高さがあるので、履きなれない草履は歩幅を狭め、つまずき・脱げてしまう原因にもなるからです。

下の子の卒業式前年度までに、履物による歩行のトラブルがあったかはわかりませんが、草履やブーツを履いた姿は卒業式後に撮影するとして、学校のルール内で動きやすい身支度をしましょう。

 

また、上の子と下の子の時では、袴を着る人数が大幅に違いました。
ざっくりとですが、卒業生の人数に対して袴姿の子ども達は、上の子の時1/60で下の子の時1/6でした。
上の子の時は少なく下の子の時は多く、差があり過ぎてびっくりしました。
下の子の前年度は1/11ほどでした。

 

門出式で袴やスーツなど違いはあっても、子ども達はいろいろな友達と仲良く写真とを撮ったり先生と写真を撮ったり春休みに遊ぶ予定を話していたり楽しく過ごしていて思い思いの時間を過ごしました。