Monthly Archives: 11月 2018

メタセコイア並木の紅葉と一緒に秋キャンプや果物狩りも楽しそう

紅葉と言えばもみじを思い浮かべますが、関西のキャンパーさん達の間で話題になり、インスタグラムや新聞でも取り上げられる事の多いメタセコイヤア並木の紅葉を昨年初めて見に行きました。

滋賀県高島市マキノ町という所にあり、2.5㎞の並木道には約500本のメタセコイアの木が植えられており、『新・日本の街路樹百景』にも選ばれています。
宝塚市から高速を使わず下道だけで4~5時間ドライブを楽しむ感じで行きましたが、さすがに少し遠かったですね。

 

見頃は11月下旬から12月上旬で、私達は12月上旬の平日に行きました。きれいでしたが、ちょっと終わりかけの感じだったので11月下旬頃に行く方がよりきれいな紅葉を見ることができるのかもしれません。

 

 

 

 

見頃の時期だったので人は多かったですが、ものすごく混雑している感じではなく、駐車場にもスムーズに入れました。
駐車場はマキノピックランドという施設の駐車場が利用できます。無料で155台駐車できます。駐車場から並木道まではそんなに遠くありませんので、小さい子どもを連れていても大丈夫でしたよ。当時娘は1才になる前でしたが、お散歩する感じで頑張って歩いてもらいました。

 

私達は車で行きましたが、電車とバスでも行かれます。その場合はJR湖西線マキノ駅下車して、市バス「マキノ高原線」マキノピックランド下車してすぐです。ただし、それぞれ1時間に1本程度と少ないので、時刻表をよく確認してから現地へ向かいましょう。

私は利用していませんが、トイレやレストランなどはマキノピックランドに施設があり、おむつ台や授乳室もあります。トイレの奥に授乳室が1部屋、おむつ交換台と手洗い用の水道があります。

野菜の直売所やお土産屋もあり、この施設だけで全部済んでしまうので、あちこち歩き回る必要がなく子連れの私達には助かりました。

ちなみにジェラートがおすすめだそうで、寒い12月にもかかわらず、ジェラートを食べている人がたくさんいたように思います。うちの息子も食べていました。

四季折々の美しいメタセコイア並木の写真やセコイヤチョコレートも販売されていました!小さな売店という感じでしたが、特産品がたくさんあって見ていてとても楽しかったです。

 

長い並木道なので人が多くてもある程度分散され、大混雑!という感じもなく写真もゆっくり撮れました。

とにかくどこまでも続く大きな並木がとても美しいです。まっすぐ空に向かって伸びる木は、もみじとはまた違うダイナミックさを感じます。

山のせいか天気の変化が激しく、午前中快晴だったのに午後から急に曇ってきて小雨が降ってきました。高速道路を使って早めに来ていたら青空の下の並木を見ることができたのに…と少し後悔しています。
天気の良い日は天気が変わらないうちに早めに行く事をオススメします!
そして山の方なので結構寒かったです。しっかり防寒対策をしていった方がいいかと思います。

 

 

 

紅葉の他にも秋はりんご狩りや栗拾いなどの味覚狩りも楽しめるみたいですよ。
近くに温泉もあるみたいなので、冷えた体をポカポカに温めて帰るのもいいかもしれませんね。
紅葉の季節の他にも、新緑の季節や雪の季節など、季節によって美しい姿を見せてくれます。次は新緑の時期に見に行きたいなと思っています。

車道に出て道の真ん中で写真を撮っている方もたくさん見かけましたが、この辺りに住んでいる方々の生活道路でもあり、交通量が多かったので気を付けた方がいいのかな…と感じました。
車道での撮影禁止の看板もあったと思います。

並木道の先にはマキノ高原キャンプ場もあるみたいなので、紅葉の並木を眺めてから秋キャンプなんていうのも楽しいかもしれないですね。

土日は結構混雑するみたいですが、平日はそうでもありません。小さいお子さんを連れていても十分楽しめると思いますので、ぜひ一度行って自然を満喫してみてくださいね!

親子で楽しんだクリスマスツリー探訪の旅~都内~

子供が小さい頃は、クリスマスのデコレーションも頑張り、プレゼントを入れるクリスマスブーツを手作りするなど、ひと月くらいかけて気持ちを盛り上げていましたが、ある年に夫が単身赴任となってしまい、当時小学校3年生・4年生の息子たちはちょっと寂しそうでした。

 

今までやってみたことのない、なにか新しいことをやりたいなー、と思って子ども達に提案したのが、東京都内の有名なクリスマスツリーを一日でいくつみられるかトライしてみよう!という旅だったのです。

それはあいにく、雨が降る寒い日でしたが、朝8時に家を出て、電車に乗り、まるっと一日、クリスマスツリーを探して歩きました。

 

KITTE

クリスマスツリー探訪は渋谷から

例年、12月の頭には街中がクリスマスのデコレーションでいっぱいになります。
東京都内は、ゴージャスなものがお披露目されるたびにニュースになり、デパートや商業施設などには大小さまざまなツリーが置かれ、美しいイルミネーションが点灯されているのです。

渋谷からスタートしました!
渋谷のBunkamuraは美術館やホールがあり、その真ん中にある吹き抜けはシックで上品なデコレーションで飾られていました。
ちょうどミュージアムでエッシャー展をやっていたので、そこを起点として、ツアーをスタートしたのです。

そこから有楽町方面、銀座を目指しました。
地上でも地下街でも、どこを見ても視界の中にツリーがある、というのはとても心が温かくなる光景でした。

 

銀座~丸の内は有名どころのツリーがいっぱい!

帝国ホテルロビーのツリーを見て、東京駅方面へ向かい、三菱一号館とブリックスクエアへ。

レンガ造りの建物と近代的なオフィスビルに囲まれた箱庭のような素敵な場所にもツリーがしつらえてありました。

 

三菱一号館(ブリックスクエア)

いつもここに来ると食べる美味しい焼き菓子があるのですが、さすがにお店に長蛇の列ができていたので、あきらめて丸ビルへ。

天井の高い吹き抜けのホールには、さすがの迫力の巨大ツリーがありました。
周囲でも、みなさん足を止めて写真を撮っていました。

見上げると首が痛くなるほどの大きなツリーというのも、そうあるものじゃないなぁ、と思い、その巨大さを堪能してから、東京駅の反対側の銀座に向かいました。

 

 

丸ビル

「手袋がぬれて指が痛い~。」という息子たちのために急遽ユニクロで揃いの手袋を買ったり、通りすがりに美味しそうな匂いがしていたマネケンの焼き立てワッフルを買って食べ歩きしたのを、息子たちはよく覚えていました。

さて、銀座には毎年有名になるミキモト真珠店の素晴らしいツリーがありました。
これもまた話の種に、と足を延ばしたわけですが、息子たちの記憶の中に残ったのは二軒隣にある木村屋のあんパン(笑)

食べもの記憶って、強烈に残るんですね・・・。

 

 

表参道は中も外もキラキラ!

表参道のイルミネーションは、夕方頃からが見頃なので5時頃に到着。
いい具合に暮れる空と、キラキラがマッチして素敵な雰囲気でした。

表参道ヒルズの吹き抜けも、毎年趣向を凝らした飾り付けがあり、周囲を取り巻く通路を皆さんゆっくりと歩いて見ていきます。

 

ドラマのロケにもよく使われる場所ですが、一時間に一回とか、ライティングのショーをやることが多いので、時間をチェックして見に行くのが楽しいですよ。

途中であれこれ食べながら移動してきた息子たちでしたが、さすがにちょっと疲れてきた様子だったので、最終目標の汐留に向かい、晩御飯を食べよう、ということになりました。

 

表参道ヒルズの吹き抜け

カレッタ汐留は劇団四季の劇場などがあるビルで、その前に亀の甲羅のようなモニュメントがあり、ちょっとした広場になっています。
毎年そこには光の海のようなイルミネーションが作られるのですが、その年はまるで青い海のようでした。
その周囲に白いツリーが配置されており、大変幻想的なシーンが見られました。

 

そのお隣にある日テレは、この時期毎年何らかのイベントをやっています。
その時にも期間限定の飲食店を出しており、一日歩き続けた息子たちは温かいオムレツやスープに夢中になりました。

 

結局、またイルミネーションの記憶より、食べ物の記憶の方が勝ったようですが、それもまた良し。
楽しければ、そして終わりよければすべてオッケー、と思い、家路についたのです。

その日に見たツリーは大きなもので20本以上、小さいものは数え切れませんでしたが、それ以来、息子たちも気に入ったツリーを見かけると写真を取ってLINEで送ってくれるようになりました。

もう大きくなって、一緒にツリー探訪の旅をすることもないでしょうが、それでも何か共通の記憶があるのなら、頑張った甲斐もあるというものです。

あの日見たツリーと、息子たちの笑顔の写真、そしてユニクロで買い求めた二人お揃いの小さな手袋は、私の宝物になりました。

今年は、一人でまたいろいろなツリーを探して散歩してみようかな、と思っています。

絲原記念館の紅葉と奥出雲のそばを楽しんで

島根県の奥出雲は、11月上旬頃になると、紅葉を見に来る地元の人や観光客で賑わう人気スポットです。

紅葉シーズンの奥出雲は毎年すごい人で、紅葉のスポットと言えば、奥出雲ループや金言寺の大イチョウが大変有名ですが、同じように美しい紅葉が見られるのがこの絲原記念館(いとはらきねんかん)ですよ。

 

 

 

絲原記念館の紅葉を楽しんでいただける方は

今回紹介する絲原記念館は、私の中で常に一位の紅葉スポットです。
だから、実は正直あまり教えたくありません。
それは、有名になってほしくない秘密の場所だからです。

そうはいっても、観光客のバスツアーが訪れるほどのメジャーなスポットみたいです。
絲原記念館は、たたら製鉄で財を成した絲原家の邸宅やたたら製鉄についての博物館があるからです。

 

公益財団法人 絲原記念館

 

さて、そんな絲原記念館は下記のような方に大変気に入っていただけると思います。

 

・紅葉あふれる自然を満喫したい方
・紅葉を見てゆったりとした時間を過ごしたい方
・紅葉の写真を心おきなく撮影したい方
・紅葉の中で彼女や奥さんとゆったり散歩してデートしたい方(またはその逆)

 

私自身はかれこれ3年前からずっと紅葉のシーズンになると必ずこの絲原記念館に通っていますが、どんな場所なのか、初めて行ったときの体験とともに紹介したいと思います。

初めて行ったときは、奥出雲ループや金言寺の大イチョウなどの有名なスポットに行って撮影していたのですが、妻がお屋敷を見るのが好きで、調べてみると絲原記念館というのがあることを思い出し、スマホのナビにつられて行きました。

私自身島根の出身で子供の頃連れて行ってもらった記憶がありましたが、どんなところかうろ覚えながら行ってみると、まるで神社の参道にあるような大きな木々、そして入口で彩る紅葉、そして人気のない静けさに心を奪われました。

 

 

 

 

入口に入った後、たたら製鉄や絲原家の御屋敷、庭が見られます。
たたら製鉄の博物館は、人形が動いたりしてけっこうおもしろいですよ。
たたら製鉄ができるまでのエピソードなども紹介されています。

もののけ姫で、たたら場に興味を持った人にも楽しめると思います。
特に男性が楽しめるかもしれません。

博物館と御屋敷、お屋敷の庭をぐるっと一周すると、ひっそりと奥にある庭が今回おすすめする「洗心乃路(せんしんのみち)」です。

 

私は当初、単なる山かな?と思って入るのを辞めようと思ったのですが、たまたま観光ツアーで来ていた団体さんが入っていったので、ついていったらびっくり仰天。
広大な敷地に彩られた紅葉の世界が広がっていました。
訪れた後で調べたら、歌人:与謝野晶子夫妻や貴族政治家:近衛文麿も遊んだ約2000坪の散策路だったのとのこと。

入場料は、記念館と庭園・洗心乃路の3か所で
一般:1000円
大学生と高校生:700円
中学生と小学生:300円
※団体割引があります。

 

冬期料金として(12月~3月)は記念館と本宅の2カ所で
一般:800円
大学生と高校生:550円
中学生と小学生:250円
※団体割引があります。

 

他にも、

記念館のみ入館料
一般:650円
大学生と高校生:450円
中学生と小学生:250円
※団体割引があります。

 

庭園・洗心乃路のみ入園料
一般:400円
大学生と高校生:300円
中学生と小学生:150円
※団体割引があります。

 

庭園のみ入園料(冬季12月~3月)
一般:200円
大学生と高校生:150円
中学生と小学生:50円
※団体割引があります。

 

それぞれ団体料金は20名以上です。
また、JAF優待施設となっているので入場料の値引きがありますので、チケットを購入する時に確認してみてくださいね。
※優待施設確認日2018.11

 

まさにそこは自然の庭。紅葉のトンネルをくぐり抜け、一番上にある見晴らしの良い丘から眺めるのもよし、茶室とともに撮影するも良いですよ。
はしゃいでも、その山の静けさに飲み込まれてしまい、リラックスできます。

赤やオレンジに色鮮やかな紅葉が見られ、ゆったりと撮影できる場所です。

 

 

 

絲原記念館までのアクセス方法

交通手段としては車が最適ですが、電車で行くなら、JR木次線の出雲三成駅からバスで約10分、またはタクシーに乗り約6~7分です。

車なら、山陰道・松江自動車道三刀屋木次ICから約40分~75分、高野町ICから約50分。中国自動車道東城ICから約75分です。

 

 

 

奥出雲の少し奥まった山の中にひっそりある感じで、ほとんどが観光バスだけ来ているイメージです。
路線バス(奥出雲交通)もありますが、本数が少ないので事前に確認を忘れずに!

 

●開場時間:午前9時~午後5時(入場は午後4時まで)
●休館日:展示入れ替え日(3月・6月・9月に各3日間)
年末年始(12/30~1/3)

 

あまり目立った看板がないため初めての方は不安だと思います。
かなり山道を通ります。
ちょっと分かりづらい場所にあるので、そのため穴場スポットかもしれません。

 

駐車場は、整備していない感じ(砂利)ですが、広くて停めやすいですし、無料です。
入場料は記念館、庭園(紅葉のある場所)洗心乃路を含めての1,000円券がお得でおすすめです。
※料金は記事を書いている時期のものです。行く前に必ず公式ホームージで確認して下さいね。

 

公益財団法人 絲原記念館 トップページ

 

公益財団法人 絲原記念館 営業時間と入場料金のページ

 

現地では、喫茶スペースとお休みどころ(食堂)と売店があります。
喫茶は9~16時(水曜日定休)営業で、コーヒーやお抹茶がいただけます。
食堂の食事(定食)は利用日の5日前までに電話かFAXで予約が必要です。
売店にはこの地で採取された砂鉄を原料として作られた手打ち包丁や奥出雲特産のそばなどを販売しています。

 

また、奥出雲周辺は奥出雲そばが有名なので、紅葉シーズンなると、ゆかり庵や一風庵など有名店では1時間待ちになる場合もあります。
早めに行くか、時間をずらして食べることをおすすめします。

年賀状作成のための写真は転勤族ならではのご縁を活かしてこだわりを

我が家は転勤によって引っ越しを繰り返すいわゆる転勤族家族です。
今までも各地で生活をしていきました。
年賀状は基本的に親族・会社関係・友人ですのでほとんど地元、もしくは今まで引っ越してきた土地にいる方ばかり。
そんな方たちに送る年賀状は少しこだわりを持って作成しています。
それは、私たち転勤族は縁あってその土地で生活することになっているのですから地域に親しみ、自然や風景を楽しんでいます。そして、住んでいる地域の素敵な景色を年賀状にして紹介をしています。

 

 

年賀状作成の写真は縁あった風景を活かして

今年(2018年)の年賀状は本州最南端、和歌山県串本町の『橋杭岩』にしました。
橋杭岩は大小さまざまな大きさの岩が並んでおり、その様子はまるでモアイ像のようです。また干潮の時には岩の近くのところまで歩いていくこともできます。
朝焼けや夕日が沈むところなど撮影ポイントはたくさんあり、たくさんのカメラマンや見物客で賑わっています。
我が家は昨年の11月ごろに観光と撮影がてら串本町まで遊びに行きました。
目の前に『道の駅 くしもと橋杭岩』があり、駐車場やお土産、軽食、トイレもあります。

最近では子供が大きくなり、家族写真で年賀状ということもあまりしなくなりました。
子どもが小さいときはその時に住んでいた地域の観光名所の前で撮影した家族写真を使って年賀状を作っていました。しかし家族写真の年賀状を会社関係や子供のいない家庭に送ることがいいのかどうか考え、これまでは会社用・友人用と分けて作っていました。

また、だんだんと子供たちも写真撮影を嫌がる年頃になってきたこともあり、今は家族写真よりその風景をメインに1種類作成にして、子供たちがカメラ目線で写っているというより、自然体で遊んでいる姿や子供たちの後ろ姿が入っている風景の写真で、さりげなく子供が写っているように感じられる写真を使うことが多くなってきています。

また以前は何点もの写真を使って作成していましたが、今は1~2点でお気に入りの写真で年賀状を作っています。

我が家の送る年賀状の風景を見て興味関心を持って下さり、足を運んでくだされば、頑張って年賀状を作成した甲斐があります。

 

 

我が家が転勤族だから特別なのかもしれませんが、自分にとっては当たり前の景色でも、初めて見る方にはとても心に残る景色かもしれません。
実は私たちも今の所に住んで初めて橋杭岩を知りました。
今住んでいるところには、まだまだ素敵な風景があります。
そろそろ来年の年賀状をどうしようか考える季節になってきました。今年はどの風景のどの写真にしようか今も夫婦で話し合っています。