愛知県豊田市足助の香嵐渓に母と紅葉を見に行ってきました。
愛知県内でも特に紅葉スポットとして人気であり、有名なところです。
雑誌やバスツアーなどでもよく取り上げられていて、川沿いに紅葉が見られてとてもキレイで自然の力強さを感じられます。
県内外問わず有名なので、いつ行っても毎年すごく人が多くて大混雑です。
周辺道路は車の渋滞が発生し始めると全然動かないですし、進みません。駐車場もたくさんあるけれど、どこも満車。どんどん香嵐渓から遠いところに停めざるをえなくなります。
駐車場は大小・東西南北にありますが、規模や駐車料金が違うので調べてから行った方が良いでしょう。
できれば休日に行くのは避けた方がいいかなと思います。
行きも帰りも容易ではないかもしれません。
早朝何時に行けば空いているとはいえませんが、香嵐渓終着で駐車場が空いた分しか進みません。
駐車場待ちで3時間ということもあります。
各駅から現地までのアクセスはバスでそれぞれ約45~70分かかるとホームページでは案内をしていますが、道路が渋滞になった場合もまた同様でしょう。
観光バスも何台も来ているので人も休日ほどではないですが、平日も割と多い方です。行くなら平日の午後過ぎかなぁと思います。それでもシーズン中はかなりの人混みです。それでも、日が落ちてくると(夕方以降は)みんな帰ってしまう人が多いので観光客がぐっと少なくなります。
お店は閉まってしまうし、山間の地域なので足元が悪いところもありますが、ライトアップもされる(日没から21時)ので夜に行っても紅葉は見られます。また昼間と違う様子が味わえて素敵だと思います。
山の中で川辺なので、夕方以降は温度が下がって寒くなります。日中で暖かい日でも温度調整ができるよう上着は必須です。
トイレの場所は駐車場や観光センター、香嵐渓広場、川見茶屋、バス停・一の谷口、足助の昔のお屋敷がある場所などにあります。
駐車場の案内係の方に聞けば香嵐渓のパンフレットをくれるので、もらっておくと良いです。川沿いに出店やお茶屋さんがいっぱいあるので、道路はまぁまぁ整備されていて大丈夫です。しかし飯森山の中へ入っていくと、舗装されてないところが多く、慣れてない人はすぐ疲れてしまうと思います。
運動靴やかかとの低い靴、履きなれた靴を履いていきましょう。
服装も動きやすい格好が1番です。
上に行けば行くほど山道になります。
それでも子ども連れの方は多くいたので、香嵐渓の山中まで入らないのであれば、小さい子がいても行きやすいところなのかな?と思いました。
授乳場所やオムツ台は少ない・・・というか、見かけませんでした。
足助のお屋敷があるところは古い家屋や機織り、昔の生活の様子など開放して見られるところなので社会見学うってつけの場所ですし、イノシシ狩りの様子を撮った写真や説明が展示されている場所は子ども向けでもありました。
出店が多くて、地元で人気のお店(ジジ工房の手作りソーセージ他)、焼草餅や作りたてのおせんべいとおかき、もみじ揚げ(本物の紅葉の葉っぱに天ぷら粉をつけて揚げてあるお菓子)、名物の五平餅(赤味噌ダレが多く、場所によっては山椒ダレ)、地元野菜(菊芋や山菜、ごぼうなど山で獲れるものが多々)、カラスミ(上新粉を練って蒸しあげたういろうに似たような和菓子。この地域のひな祭りのお菓子。薄く切って軽く焼いて、砂糖醤油で食べます)、焼き川魚、ここで作られた和紙を使った番傘(大人用から子供用まで様々。およそ2000円で買えます)、竹細工、地元の方々が作られた雑貨類など、色々売っています。
お茶屋さんもあるので、地元で採れたものを使った定食やケーキ、ランチができます。川沿いの上の方に行けば茶席もあり、和菓子と抹茶か甘酒が頂けます。そこからの景色がとてもいいし、家屋の畳は外して、赤い絨毯を敷いた縁台と剥き出しの囲炉裏になっていて、趣があってとても良かったです。
山の中にお寺は、景色に馴染んでとても落ち着きがあり、こじんまりしていて可愛い感じのお寺です。日本の秋という感じがします。御手水に菊の花が浮かべてあって本当に趣深いです。私的に良いところだと思ったので立ち寄ってみるのも良いかと思います。
香嵐渓のもみじまつり(2018年11月1日~30日)では猿回し(随時)や香積寺への参道を竹灯りで照らす、茶会やチンドンパレード、お囃子、和太鼓の演奏など様々なイベントが企画されています。
人はすごく多くて行きづらいところですが、人気な場所だけあって見応えはあります。
紅葉の時期は大変混雑しますが、ここの紅葉はとてもキレイで、周囲の景色もすごく良いところなので一度足を運ばれてはいかがでしょうか。