ハロウィンの仮装~幼児の男の子に電車を手作りした体験談

By | 2018年8月8日

幼稚園のハロウィーンイベントに参加する息子さんのために、お母さんが作ったハロウィンの仮装(小道具)と衣装のお話です。息子が喜ぶ衣装を用意したものの周囲の衣装と比べると・・・そしてイベント前日、お母さんがとった行動は!?
材料は身の回りにあるものでつくれるので電車好きのお子さんに喜ばれますね。

 

 

 

 

ハロウィンの仮装~幼児の男の子

現在10歳になる息子は、幼稚園生時代、とにかく電車が大好きでした。
特に新幹線は大のお気に入り。
手提げバックからスモックの刺繍、給食袋にスプーンお箸セット、すべてを新幹線で揃えていました。
近頃ではどこの幼稚園でもハロウィーンの仮装があると思いますが、息子はインターナショナルの幼稚園に通っていたため、ハロウィーンイベントはなかなか本格的で、イベントの日は登園から帰宅までずっと仮装。

そして幼稚園周辺をパレードして練り歩き、近隣のお店にも「trick or treat !」と言ってお菓子をもらいに回りました。

 

ディズニーキャラクターに扮したお子さんが多い中、私は息子に車掌さんの制服をと考えていました。もちろんかわいい車掌さんの帽子も被らせて(^-^)
でも、全身本格的なキャラクターの衣装に包まれた他のお子さんに比べて、息子が大好きな電車の車掌さんの衣装はいささか地味。紺のブレザーの袖口や襟に、金色のリボンを縫い付けて、帽子はこの日のために、大宮にある鉄道博物館のお土産、ぬれせんべいの紙で出来た箱が帽子として使えるというものをゲットしただけ。

 

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ハロウィンの仮装~電車を手作りする

う~ん、これではかわいそうかなと考えていましたが、前夜、急にひらめいて、マンションのごみ捨て場に資材を探しに!
拾ってきたのは、キレイ目のダンボール。

幸い、小さい子供がいるので、何かあった時のためにと、色画用紙は常に用意があったので、何のあてもなく、夜中に一人黙々と作業開始。

その当時、E5系はやぶさ という新幹線が東京~青森間に新しくお目見えしたばかりで、これまでの白に青いラインという新幹線の概念を一新した、なんともキレイな青緑と白、ラインはピンクというボディーを頭に浮かべながら、これはきっときっと息子は喜ぶに違いない!とニヤニヤしながらハサミとカッターを駆使して、新幹線のボディーの形をなんとか形成し、両面テープ・のり・白いガムテープ・・・いろんな物を引っ張り出してきて、緑、白、ピンク、と色をつけていきました。
もちろん窓も忘れずに!
なんとか完成した新幹線の車体の中に、小さな息子が入り、それを肩から吊り下げる方式で背負えるようにテープも取り付けました。

 

翌朝起きた息子は、予想通り大喜び!!
朝ごはんを済ませ、いつもの園の制服ではなく車掌さんの衣装を着て、お母さんお手製の電車に乗って(実際は自家用車に乗せて送りましたが(笑))登園した息子。

車を降りて幼稚園に向かう間には、アナ雪のアナやエルサ、スパイダーマン、トイ・ストーリーのウッディー、可愛らしいディズニーキャラクターや映画のヒーローたちがいっぱい。お母さんたちもいっぱい。

その中で地味にしてえらく目立つ新幹線の中に入ってとことこ歩く息子は、ひときわ目を引く存在でした。
まずは「なに?あれ~!すごい!手作りじゃない?」のお母さんたちの声に、私は大満足!

そして他の園児たちは、息子が乗ってきた?段ボール製の新幹線はやぶさに、自分も自分も!と列をつくって入りたがって、大人気でした。
そんな姿を見て、あ~、なんと微笑ましい、そして私は鼻高々!!
子供を持つ前は、いろんなものを手作りしてあげたいと夢を膨らませていましたが、世の中のお母さんたちは、仕事に子育てに、現実にはかなり大変。既製品で済ませてしまうことが多いですよね。

だからこの段ボール新幹線の仮装?衣装?というか小道具を手作りできたことは、自己満足に過ぎないですが、我が子のために何かやってあげられたという喜びを得ることになり、思い出として強く私の中に残っています。

そしてあれから6年経った今、実をいうとこの新幹線、どうしようかなぁ~と、少々困った存在に(^^;

だって、そんな思い出の品を簡単には捨てられず、ベッドの下にひっそり追いやってはいるのですが、年々ものが増えて、処分したいやらしたくないやら・・・。
息子も大きくなり、(ダンボールの)新幹線にすっかり入ることなど出来ないのですが、実家に持っていこうか、どうしようか、と悩んでいます。平和な悩みですよね。

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