静電気の育毛への影響は?

By | 2014年9月30日

湿度の低下による乾燥、エアコンの暖房による乾燥、冷たい大気など冬も髪の毛や頭皮への影響は大きく育毛への妨げとなります。
乾燥すると静電気の発生率が高くなり、また静電気は髪の毛や毛根へ大きなダメージを与えます。
冬は静電気を予防して、健康な髪を育てましょう。


●静電気による育毛トラブルは?

冬にブラッシングすると、髪の毛が肌や洋服にまとわりつく、髪の毛が浮き上がってしまって落ち着かないといったことありますよね。
これは乾燥から静電気がおきやすくなっているためです。
実験によると、冬のブラッシングは夏に比較して約9倍の力がかかっているそうです。
ここに無理な力を加えてブラッシングをすると髪の毛表面のキューティクルを痛めるばかりか毛根を痛めたり、脱毛しやすくなってしまうのです。

 

●静電気による育毛トラブルを防ぐには?

・乾燥を防ぐ~髪の毛は普段約12~13%の水分を含んでいます。
水分がこれ以下になるとパサつきを感じるようになり、さらに乾燥がすすむと表面のキューティクルがはがれてたんぱく質や水分、アミノ酸が逃げてしまいます。これが枝毛や切れ毛の原因になります。

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・血行を促す~血行が悪い状態、これは寒さにさらされて筋肉が緊張して凝ったような症状や酸性化(どろどろ)した状態をいいます。この状態が長く続くと頭皮や髪の毛にも栄養がいきわたらなくなります。マッサージやたんぱく質、不飽和脂肪酸を多く含む植物性の油などを意識しながらバランスの良い食生活を心がけましょう。

・ドライヤーはキューティクルの向きに沿って~キューティクルにも向きがあります。キューティクルは屋根瓦のように、根元から重なって並んでいるので下からドライヤーをあてるとキューティクルが剥がれて髪の毛を痛めてしまいます。

・ブラシの選び方~ナイロン製のブラシを使うと電気が発生するため、豚毛や猪毛、つげなど天然素材を選びましょう。またマイナスイオンブラシなどもありますよ。

 


 

静電気による育毛トラブルの防ぎ方はいくつかありますが、静電気のおきづらい体作りの他、ブラッシングとブラシの関係が大きいですね。
摩擦による静電気を発生しづらい素材を選ぶこと、適度なクッション性があるものを選びましょう。

水分を含んだ髪はキューティクルが開いていて、摩擦によってキューティクルがはがれてしまいます。
逆に、乾燥している髪の毛は静電気がおきやすく、切れ毛や枝毛の原因になります。
適度の水分を保って、やさしくていねいにブラッシングしましょう。

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