親子で楽しんだクリスマスツリー探訪の旅~都内~

By | 2018年11月13日

子供が小さい頃は、クリスマスのデコレーションも頑張り、プレゼントを入れるクリスマスブーツを手作りするなど、ひと月くらいかけて気持ちを盛り上げていましたが、ある年に夫が単身赴任となってしまい、当時小学校3年生・4年生の息子たちはちょっと寂しそうでした。

 

今までやってみたことのない、なにか新しいことをやりたいなー、と思って子ども達に提案したのが、東京都内の有名なクリスマスツリーを一日でいくつみられるかトライしてみよう!という旅だったのです。

それはあいにく、雨が降る寒い日でしたが、朝8時に家を出て、電車に乗り、まるっと一日、クリスマスツリーを探して歩きました。

 

KITTE

クリスマスツリー探訪は渋谷から

例年、12月の頭には街中がクリスマスのデコレーションでいっぱいになります。
東京都内は、ゴージャスなものがお披露目されるたびにニュースになり、デパートや商業施設などには大小さまざまなツリーが置かれ、美しいイルミネーションが点灯されているのです。

渋谷からスタートしました!
渋谷のBunkamuraは美術館やホールがあり、その真ん中にある吹き抜けはシックで上品なデコレーションで飾られていました。
ちょうどミュージアムでエッシャー展をやっていたので、そこを起点として、ツアーをスタートしたのです。

そこから有楽町方面、銀座を目指しました。
地上でも地下街でも、どこを見ても視界の中にツリーがある、というのはとても心が温かくなる光景でした。

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銀座~丸の内は有名どころのツリーがいっぱい!

帝国ホテルロビーのツリーを見て、東京駅方面へ向かい、三菱一号館とブリックスクエアへ。

レンガ造りの建物と近代的なオフィスビルに囲まれた箱庭のような素敵な場所にもツリーがしつらえてありました。

 

三菱一号館(ブリックスクエア)

いつもここに来ると食べる美味しい焼き菓子があるのですが、さすがにお店に長蛇の列ができていたので、あきらめて丸ビルへ。

天井の高い吹き抜けのホールには、さすがの迫力の巨大ツリーがありました。
周囲でも、みなさん足を止めて写真を撮っていました。

見上げると首が痛くなるほどの大きなツリーというのも、そうあるものじゃないなぁ、と思い、その巨大さを堪能してから、東京駅の反対側の銀座に向かいました。

 

 

丸ビル

「手袋がぬれて指が痛い~。」という息子たちのために急遽ユニクロで揃いの手袋を買ったり、通りすがりに美味しそうな匂いがしていたマネケンの焼き立てワッフルを買って食べ歩きしたのを、息子たちはよく覚えていました。

さて、銀座には毎年有名になるミキモト真珠店の素晴らしいツリーがありました。
これもまた話の種に、と足を延ばしたわけですが、息子たちの記憶の中に残ったのは二軒隣にある木村屋のあんパン(笑)

食べもの記憶って、強烈に残るんですね・・・。

 

 

表参道は中も外もキラキラ!

表参道のイルミネーションは、夕方頃からが見頃なので5時頃に到着。
いい具合に暮れる空と、キラキラがマッチして素敵な雰囲気でした。

表参道ヒルズの吹き抜けも、毎年趣向を凝らした飾り付けがあり、周囲を取り巻く通路を皆さんゆっくりと歩いて見ていきます。

 

ドラマのロケにもよく使われる場所ですが、一時間に一回とか、ライティングのショーをやることが多いので、時間をチェックして見に行くのが楽しいですよ。

途中であれこれ食べながら移動してきた息子たちでしたが、さすがにちょっと疲れてきた様子だったので、最終目標の汐留に向かい、晩御飯を食べよう、ということになりました。

 

表参道ヒルズの吹き抜け

カレッタ汐留は劇団四季の劇場などがあるビルで、その前に亀の甲羅のようなモニュメントがあり、ちょっとした広場になっています。
毎年そこには光の海のようなイルミネーションが作られるのですが、その年はまるで青い海のようでした。
その周囲に白いツリーが配置されており、大変幻想的なシーンが見られました。

 

そのお隣にある日テレは、この時期毎年何らかのイベントをやっています。
その時にも期間限定の飲食店を出しており、一日歩き続けた息子たちは温かいオムレツやスープに夢中になりました。

 

結局、またイルミネーションの記憶より、食べ物の記憶の方が勝ったようですが、それもまた良し。
楽しければ、そして終わりよければすべてオッケー、と思い、家路についたのです。

その日に見たツリーは大きなもので20本以上、小さいものは数え切れませんでしたが、それ以来、息子たちも気に入ったツリーを見かけると写真を取ってLINEで送ってくれるようになりました。

もう大きくなって、一緒にツリー探訪の旅をすることもないでしょうが、それでも何か共通の記憶があるのなら、頑張った甲斐もあるというものです。

あの日見たツリーと、息子たちの笑顔の写真、そしてユニクロで買い求めた二人お揃いの小さな手袋は、私の宝物になりました。

今年は、一人でまたいろいろなツリーを探して散歩してみようかな、と思っています。

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