春のお彼岸期間いつからいつまで?

By | 2015年1月24日

お彼岸には、ご先祖様の霊を供養するために家族そろってお墓参りをしたり、お仏壇の掃除をしたり、お供え物をします。


 

彼岸とは?

彼岸とは、ご先祖様のいる世界(極楽浄土)のことです。
極楽浄土は西にあるとされるため、太陽が真西に沈むこの時期にご先祖様の霊を供養します。
彼岸の語源は、インドの古語であるサンスクリット語の「パーラミーター(波羅蜜多:はらみた)」で彼方の岸に至るという意味です。

多くのお寺では、彼岸会(ひがんえ)という行事が行われます。

 

春のお彼岸の期間は?

春のお彼岸は春分の日をはさんで前後3日間、あわせて1週間あります。
お彼岸の最初の日を最初の日を彼岸の入り、最後の日を彼岸の明けといいます。

 

お墓の掃除と礼拝

お墓周りの雑草や落ち葉と片付けます。
墓石が汚れている場合は、濡れた雑巾でこすって水で洗い流しましょう。
掃除が終わったらひしゃくで墓石に水をかけて花立てに花を生け、お供え物とお線香を供えます。

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お彼岸のお供え物は?

春のお彼岸では牡丹餅(ぼたもち)が多いかもしれませんが、他にも故人が好きだったものをお供えするご家族も多いようです。
果物やおせんべい、お餅、お団子などをお供えした後、お下がりを家族で頂きます。

春のお彼岸にお供えするのがぼたもちで、秋のお彼岸にお供えするのがおはぎです。
この二つは同じものですが、ぼたもちは春の花「牡丹」おはぎは秋の花「萩」に見立てています。ぼたもちがお彼岸のお供え物になったのは、あずきの赤い色が邪気をはらう色とされているためです。

 

お彼岸のお花は?

お仏壇やお墓にお供えするお花は、とげがあったり、匂いの強いもの、色が強烈なもの、毒のあるものは避けた方が良いです。
それはお供えしたお花が彼岸の世界で増えて仏様に届くといわれているからです。
季節のお庭に咲いた花や故人が好きだった花、また菊・アイリス・菜の花・カーネーション・スイートピー・ガーベラ・鉄砲ゆりなど

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