鏡餅はいつからいつまで飾れば良いの?供え方と鏡開きの方法は?

By | 2014年11月1日

鏡餅は年神様へのお供え物です。
お正月の間、年神様が鏡餅に宿るとされてきました。
また、重ねたお餅はめでたさを表し、新しい年も無事に過ごせるよう、豊かな実りがあるようにと願いがこめられています。
それではいつからいつまでどうように飾ればよいのでしょうか、みてみましょう。


●鏡餅はいつから飾る?いつまで飾る?

鏡餅の飾り初めは早くても問題はありません。
ただ、「八」は日本で末広がり、縁起が良いとされているため、28日が良しとされることが多いのです。
12月31日を除く大安を選んで飾る(供える)地域もあります。

29日は「九」は「苦」につながると避けられる地域もあれば29を「福」と読みかえる地域もあります。
30日は、新暦ではきりの良い数字なので悪くないといわれますが、旧暦では30日までしかないので一夜餅とされ嫌がられる場合もあります。
31日は、「誠意に欠ける」「葬儀の飾り方を連想する」など→急ごしらえといった意味に通じ「一夜飾り」「一夜餅」として縁起が悪いとされているからです。

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●鏡餅の供える場所と供え方は?

鏡餅は年神様のより所であり、お供えした場所に依りついてくれます。
床の間や玄関に大きい鏡餅、神棚やお仏壇には、それよりも小さな鏡餅にするなどの供え方があります。
床の間の無いお家では、リビングやダイニングなど家族が集まる部屋へ供えましょう。
供える高さはテレビなどの音響家具や低い位置ではなく少し高さのある場所、方角はその年の恵方か南向き、東向きが良いです。
年神様は、「分霊」(ぶんれい)されると信じられきたので、子ども部屋や台所などに鏡餅を供えるのも良いですね。

●お正月の鏡開きの方法は?

お正月が終わると鏡開きをしますね。
『鏡開き』の鏡は円満を意味し、開くは末広がりを意味するのですが、刃物で切るのは切腹を連想させるため、小槌などで割りましょうということです。
鏡餅を鏡開きするころには、お餅も乾燥して硬くなりひび割れしています。
主に雑煮やお汁粉、あられなどにして食べるのが良いですね。
また、1月11日に鏡開きをするのは、一般的に1月7日までが松の内(鏡餅を年神様のより所=寝食をしている場所としている)ということと、昔は1月20日に行われていましたが、徳川家光(徳川3代将軍)が4月20日になくなり、月命日にあたるためです。
(15日や20日にするところもあります)

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